タイトル「D.D. -黒の封印-」
作者名「ジョンソン」
ジョイスティック対応
物語は主人公「ブラック」が海岸に打ち上げられている所を発見される事から始まります。
ブラックは記憶を喪失しており、荷物には都市の国民証がありました。
記憶を取り戻すためブラックは冒険を始めます。

冒頭の部分はシリアスですがそこからどんどんギャグ路線に変更します。
とりあえず新しい街に行ったら街の人に話しかけてしましょう。まともな人がほとんどいません。
ギャグはシュール系なので、ツボにはまるかは人それぞれですが、個人的には面白かったです。

このゲームはレベルアップが特殊で、戦闘で経験値を得てレベルアップではなく
ボスを倒すなどイベントをクリアすることで「レベルスター」が手に入り、手に入れることでレベルがアップします。
要は物語を進めるごとにレベルアップしていくのでレベル上げすることなくサクサク進めます。

あと、「スターの欠片」を4つ集めてもレベルが上がります。
コレはドラクエのように民家の中など至る所に隠されているので、取り逃す事のないように集めておきましょう。
特に船など一度しかないイベントには注意しましょう。

ザコ敵はシンボルに当たると戦闘に入るシンボルエンカウント式で、
お金しか落とさないので避けながら進むのが良いでしょう。
戦闘の難易度は高いです。ザコ敵ですら現時点の最強技を連発しないと下手すれば全滅してしまいます。
特にボス敵は何度もやり直す必要があると思います。

モンスターハンティングというミニゲームをこなす事でお金が貰えるので、資金を稼いで装備を整えましょう。
あと、魔法は魔法書を買って覚えるので、
能力変動系や属性バリアなどはボス戦で重宝するので買っておきましょう。
戦術が大変重要になっています。

物語が進むに連れ、仲間の数が多くなってきます。
街に居るゴーストに話しかけることでパーティ編成が出来ます。
レベルは皆スターによって均一に上がるのでキャラ変更も容易に出来るように思います。
仲間も街人以上に変わり者が多いです、やり取り等個性があって面白かったです。

戦闘において必殺技のSP消費が激しいので回復アイテムは多めに買っておくのが良いでしょう。
通常攻撃は威力が低いのでどうしても必殺技に頼らざるを得ないでしょう。
DLした際に、テキストメモの「アドバイス」を一度眺めて置くと良いでしょう。

ストーリー上と関係ない幾つかの回り道イベントがあったら積極的に行くと良いでしょう。
仲間キャラが増えたり、レベルスターが見つかることが多いです。
また、世界中いたる所にいる「哲学的な人」に話しかけると、
その空気を貰い、どこかで渡すとアイテムを貰えます。

ラストが近づくにつれ今までのギャグを吹き飛ばすほどのシリアス路線に入りますが
またこの展開も面白かったです。「D.D. -黒の封印-」のタイトルの意味がわかってきます。
また、時折見せる哲学的な雰囲気が一味添えています。

作者のサイトにスターの欠片と哲学的空気の入手場所一覧や
よくある質問集、掲示板にボス攻略など様々な情報があるので
行き詰まったときは参考にしましょう。
最初の選択でなげやりモードと通常モードが選べますが、僕個人としては通常モードをお勧めします。

(Reviewer 流)
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