タイトル「SPY」
作者名「コウ」
ジョイスティック対応
「フォンテーヌ国」は「ヴァンデッタ国」に侵攻され、援軍を「ジラルダン王国」に要請した。
しかし、援軍が到着する前に「フォンテーヌ国」は降伏してしまう。
警戒のため「ジラルダン王国」は国境沿いに軍を駐屯させた。

しかし、「ジラルダン王国」は東の「バルバドール国」が侵攻してきて領土の一部を奪われてしまった。
現在も交戦中であるバルバドール軍に勝つには援軍として出兵した西にある軍を引き戻せば良いが
ヴァンデッタ軍が攻め入るおそれがある。

「ジラルダン王国」の人間である主人公「シオン・クラート」は、
「SPY(スパイ)」として「ヴァンデッタ国」に潜入し
ヴァンデッタ軍に侵攻の意思があるかどうかを調査する任務が課され潜入を開始する。
シオンは新聞記者となり、記事を書きつつ情報収集を開始する。

まずDemoを見ることをお勧めします。
上記のあらすじが丁寧に書かれており、音楽もさることながら作品の雰囲気が良く伝わってきます。

行動は週単位で、週の初めに「ACT」が10ポイント与えられます。
「ACT」とは行動ポイントで記事を書いたり、人物に会いに行ったりすることで消費します。
ポイントを使い切らなかった場合は次週に持ち越され、
最大20ポイントとなるので次週の行動が多くなる時にはためるのも手です。

一週間の行動が終わると、週末となり、ACT消費に関係なく1つどこへでも行けるます。
週末限定イベントもあります。
ステータスとして会話力や文章力、語学力や剣術などがあり、
勉強したり誰かに習ったり、訓練を行うことで上昇します。
どれも大切な能力なので定期的に上げておきましょう。

新聞記事を書くことで給与が貰えます、お金は語学を習いに行ったり、工作を頼んだりと活用します。
ある一定の時期には本国へ報告書を作成しなければいけません。
記事や報告書を書く際には文章力や国・経済・歴史・文化等についての知識も影響します。
記事を書いたり本を読むことで能力や知識は上昇します。

戦闘は3すくみのカードゲーム方式で、
Charge(強攻撃)>Attack(攻撃)>Counter(反撃)>Charge(強攻撃)となりますが
3すくみで勝っても能力に差がある場合は戦闘で勝つことは難しいです。
連続で攻撃したり反撃したりすると心理状態が不安定になり能力が下がります
3すくみで勝ち続けるとかなり有利になります。
Guardはどの属性にも該当せず、能力修正を元へと戻していきます。
戦闘はキャラが軽やかに動くのでハラハラドキドキ感が味わえます。
戦闘はメインではないにせよワクワクさせます。

また、時折同じ目的の諜報員と情報交換など行えます。
この情報は普段得られるものよりも貴重な場合が多いので積極的に接触しましょう。
敵国の秘密警察なども現れ、身が脅かされる事態もあります。

物語が進むと敵国の軍事基地に取材ができたり重要人物と面会できるなど
だんだんと重要ど緊張感も上がっていきます。
特別イベントで諜報イベントなどもあり、セーブはまめにしておくのが良いでしょう

このゲームの良さはストーリからシステムから完成度が高いことです。
プラチナ賞は伊達じゃありません。
マルチエンディング形式で正規のエンディング以外は難しいと思いますが
ついつい挑戦したくなるほどこのゲームに魅力はあるといえるでしょう。

(Reviewer 流星)
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