百一朗という青年が魔物に追われる場面から始まり、
魔物に追い詰められたところを勇者「クーム」と仲間の「影牙」に助けられます。
そのときのやりとりから、
影牙の異常っぷりとクームの冷ややかな突っ込みが次から次へと展開されます。
ギャグの内容としてはブラックユーモアなので、多少人を選びますが、耐性がある方は
最初から最後まで突っ走っている登場人物達を追っていくのが楽しみになるでしょう。
会話が豊富でよくこれほど考えられると感心しました。
また、戦闘も意外と歯ごたえがあって甘く見ていると負けてしまいます。
セーブはこまめにしておいた方がいいでしょう。
技のエフェクトも凝っており作者のこだわりを感じます。
スト−リーは一本道ですが、クリア後にはおまけイベントが幾つかあり
そこでも、作者のユーモアが溢れています。
この作品が気に入った方は、勇者と異常者の中編と後編も公開されているので、
そちらもDLしてみて下さい。
(Reviewer 流星) |