| タイトル「自給自足」 | |||||||||||||||||||
| 作者名「アンディー・メンテ」 | |||||||||||||||||||
| マウス専用 | |||||||||||||||||||
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| 「ライヂング★スター７」「スターダンス」と同じ作者によるシミュレーションゲーム。 タイトルの通り、四人の男たちが無人島でサバイバルをしていくという熱き友情（？）のゲームだ。 ゲームバランスが良く、何度プレイしてもあきない「やりこみ」の要素がある。 四人のキャラは、最初に能力をふりわけることができる。 食料調達・道具製作など、仕事を分担すれば効率良いため、 まず、簡単にプレイして、どの作業ではどの能力が重要かを見定めよう。 基本的な能力として「行動力」と「体力」がある。 「行動力」は、それぞれの行動に応じて減少するが、夜に寝ると「体力」の数値だけ回復する。 しかし、何かの行動のたびに１ずつ減っていく「体力」は、翌日になっても回復しない。 これを回復するためには食事をしなければならない。 つまり「腹が減っては戦はできぬ」、食料がなければ、何もできなくなるのだ。 また「衛生」「ストレス」などの数値もあり、これらの数値が低くなれば「伝染病」「ノイローゼ」になってしまう。 このように、自分のやりたいことだけをやろうとしたら、キャラが行動できなくなり、悪循環に陥る可能性がある。 もちろん「生き残る」だけが目的ではない。 数日ごとのストーリーモードを通じて、四人のキャラの背景がだんだん明らかになる。 この誰もいない島から脱出した後で、待ち受けているものは何か？ それに備えるためには、それぞれの能力をきちんと育てなければならないだろう。 このゲームの魅力は「マルチエンディング」であるために、一度クリアしても、再度楽しめること。 この作者のゲームは難易度が高いことで有名だが「何度もクリアしてもらうこと」を意図して作られているため、 クリアはそれほど難しいものではない。 ストーリーは同じ作者の「ジスロフ帝国の興亡」の設定をひきついでいるが、 それをプレイしていなくても楽しめるだろう。 ただ、後半の四人の男たちの友情（？）が発展していくさまは、好き嫌いが分かれるかもしれないが。 とにかく、この「自給自足」のゲーム性は、数多くのフリーゲームを作ったこの作者ならではの完成度の高さがある。 気軽にプレイして、そして、どっぷりハマってもらいたい。 (Reviewer エスケー) |
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